【母校便り】
          
 
2018年 3回目のドイツ訪問プログラム
記:山城高教諭 菅原 昌子氏  



 平成30年9月15日から23日まで、姉妹校のドイツ、フィルダーベンデン校との交流事業として、生徒10名と山口校長先生に同行し、ドイツ派遣交流プログラムに参加させていただきました。前回のドイツ訪問が平成20年でしたので10年ぶりの訪問となりました。
 初日より6日間、ドイツ滞在中は全てフィルダーベンデン校の生徒の家庭にホームステイをさせていただきました。フィルダーベンデン校ではドイツの生徒と一緒に英語、体育、化学の授業を受講し、様々なトピックについてディスカッションする機会も持ちました。また、一緒にメアス市内の歴史ガイドツアーに参加して、メアス市長とも対談し、ケルンではケルン大聖堂の見学、ディスブルグでは歴史博物館見学などのフィールドワークもしました。また一緒にベルギー・ブリュッセルの欧州議会を訪れ、EUの現状や課題、欧州議会の役割なども学びました。



フィルダーベンデン校の生徒たちと

 生徒は壮大な威厳に満ちたケルン大聖堂や、悠々と流れるライン川を直接見ることができ、机上の知識だけでは決して得られないドイツの歴史や文化について、感慨深く学べたはずです。また、滞在中は、ドイツ語、英語、日本語が飛び交う非常に刺激的な環境に身を置き、意思疎通できた時の感動は忘れることができないことだったと思います。言葉が通じず困惑したことも、だからこそ、ことばの重さや深みを体感したり、心と心が触れあう掛け替えのない時になったはずです。わずか1週間の滞在であっても、愛情に包まれた経験は、どんなものにも挑める大きな勇気をもらったことと思います。
 このよな貴重な経験をさせていただけたのは、同窓会のご支援があったから実現できたものです。皆様に心から感謝し、今後もこのプログラムが続くことを切に願います。



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