4回目のドイツ・フィルダーベンデン校の
山城高校訪問 2012年



 



歓迎セレモニー
 山城高校の姉妹校であるドイツのフィルダー・ベンデン校から13名の生徒が本校を訪れました。本来は昨年訪問の予定であったのですが、福島の原発事故で生徒の両親が訪日を反対したため先送りとなりました。先ず体育祭に参加することから始まったプログラムはその日の放課後、歓迎セレモニーが行われ各組代表の生徒たちが参加しました。ドイツより前回も来ていた生徒が4人いて日本語と英語を交えながらの両校生徒たちの会話が始まりました



   
体 育 祭
 翌週に続く授業は先ず一泊のホームステイがあり、本校生徒たちの手ほどきで書道や茶道や着付け教室なども組まれてあり、ずいき祭の見学もありました。最終の土曜日は午前中に金閣寺へ両校の生徒が同行し、その後校内でウォーターボーイズの公演を見ました。午後はドイツの生徒たちの宿題である、京都の店舗を訪ねて写真をとって帰国後紹介するという取り組みで、本校生徒も交えて街へ出かけて行きました  
剣 道
       
書 道

 

着付け教室

 



お別れセレモニー
 滞在最終日には3時半からお別れセレモニーが行われ、その後両校の生徒が友人としての別れを惜しみました。ドイツの生徒の何人かは「帰りたくない」と心から話していました。5時半に空港へ向かうバスが迎えに来た時もドイツの生徒たちはバスに乗ろうとせず、見送りに来ていた山城高校の生徒たちと抱き合って涙の別れをしていました。
日本での滞在は9月27日から10月15日までの約3週間でした。

  帰国後、フィルダー・ベンデン校のカトリン・
  ルデルさんからお便りが届きました。 
 
カトリン・ルデルさん
  9月に修学旅行で京都に行ってからいろんなことを学びながらすごく楽しい3週間を過
 ごせました。
  一週間山城高校に通った間面白い体験が沢山できました。例えば茶道や剣道などは
 ドイツではないので初めて経験しました。新しい高校生活に慣れるのは本当に面白か
 ったです。そして異文化交流がとても大切だと思いますので、山城高校で沢山の人と
 接触する機会があって、それもすごくいい経験となりました。
  私達は初めて京都に行ったとき思ったのは、京都はすごく魅力的な街です。学校の友
 達と一緒に金閣寺や清水寺に行った時日本の文化や歴史について勉強ができました。
  一番心に残っているのは生口島への旅行です。夜浜辺で見たことのないような美しい
 夕焼けを見たし、景色のきれいさに驚きました。
  日本で過ごした3週間の間に忘れられない思い出が沢山できたし、友達もできたので
 、フィルダーベンデン高校の修学旅行に参加してよかったと思います。京都の人たちの
 優しさ、そして歴史的な場所の魅力がすごく心に残っていて、いつか絶対にまた京都に
 行きたいと思います。
                                         カトリン・ルデル 
 
     



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