【 山城高校 第1回卒業生 】

川上のぼるさん、お元気でご活躍中です!
2007年10月9日(火)付、朝日新聞の夕刊に桂米朝さんの   「口まかせ」で川上のぼるさんの記事が掲載されていました。
子は、親の背中を見て育つんや

                 (抜粋記事)

‥‥‥とにかく、のぼるちゃんはダンディーでしたな。女性のフアンも多くてね。えらいのは、フアンから腹話術を教えてほしいと頼まれて始めた教室を今もなお続けていることです。「のぼるちゃん!」と黄色い歓声を飛ばしていた娘さんたちが、年齢を重ねても同じように交友を保っているんです。

実は、プロ野球・楽天イーグルスの野村克也監督も古くからのお付き合い。ノムさんは南海ホークスの現役時分、のぼるちゃんが出てる劇場までよく足を運んでたそうです。

で、のぼるちゃんも出番が済んだら大阪球場に駆けつける。ときには飲みながら仕事の相談に付き合うて、今もずっと交流が続いているんやそうです。

彼は昔の恩も忘れませんな。学生時代に可愛がってもろてた二代目桂春団治(1894〜1953)にこんなことを言われたんやそうです。

「その学生気分、素人の味を絶対に忘れたらいかんで。なくしたら、値打ちなくなるで」。
77歳になった今も、この言葉は体に染みついて離れないんやそうです。それで、いつまでも若々しいのかもしれませんな。

そうそう、私とこと同じく、のぼるちゃんのところも息子が同じ道に進んでいます。川上じゅん君。彼もまたなかなかの男前です。いろいろ工夫して、お父さんとは一味違う腹話術をやっているようですな。」‥‥‥