【 第23回 「山四会」 同窓会のご報告 】 |
本年5月17日、グランヴィアホテル京都「竹取の間」を会場に、二年に一度の山四会(山城高校第4回生の会)同窓会が開催されました。出席者は恩師甲斐道太郎先生を始め、前回を上回る116名(内女子60名)でした。 今回は23回目の山四会同窓会ですが、卒業60周年でもあり、これを記念して福地純一郎君と佐々宏一君が中心となって製作した高一時の全クラスの写真集「山城高校1年生で〜す」を上映、このCDを出席者全員に配布しました。 |
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この学年は昭和22年に始まった学制改革(6533制から6334制への移行、男女共学制、狭域学区制、中学義務教育化など)により、旧制の公立中学(高等女学校、商業学校、工業学校)への入学が最後となった学年で、山城高校に入学する前年(昭和23年)の秋にはそれぞれの学区に俄かに開校した男女共学の新制高校の併設(付設)中学3年に編入されました。 |
昭和24年度は中学義務教育化に伴う校舎不足が極限に達しており、山城高校1年では古い木造校舎も活用して、1クラス50人、15クラス、727人でした。翌年には学区内に洛北高校が、2年後には紫野高校が開校し、転校するものがあって卒業時には12クラス580人にはなりました。 運動場の北にはボールで窓ガラスが割れるのを防ぐため、窓に金網を張った木造2階建てがあり、「とり小屋」と呼ばれていました。このとり小屋に学んだ人たちの会(とり小屋会)の結束は今もって強いものがあります。 |
宴会に先だって開催された総会では甲斐道太郎先生の祝辞につづいて今井正治副会長の山城高校同窓会報告、宮崎一雄君の東京山四会報告、三中西事務局長の会計報告などがありました。 | ![]() |
宴会は東京山四会の貴志弘君の乾杯に始まり、吉田義男元阪神監督やカリフォルニアから駆けつけたクエス幸子さんらのミニスピーチ、いまやプロ級のカントリーミュージシャンとして活躍中の尾崎恒君のウクレレ演奏などなど、4時間があっという間に過ぎ、最後にはいまだ美声の衰えを知らぬ島津洋子さんのリードで校歌を合唱してお開きになりました。 お互いに健康に留意して次回に元気で再会できることを祈念いたします。 平成24年5月30日 第23回幹事 石田祐三郎、中西豊子、佐藤卓子 |
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